初フルマラソンを走って思ったこと (前編)

2013年12月1日、人生初のフルマラソンを完走しました。

タイムは4時間48分52秒、初参加にしては良いタイムじゃないかな。

本当に辛かったのだけど、ゴールゲートをくぐった瞬間、今まで味わったことの無い達成感に包まれて、全てが報われた気持ちになりました。

 

今回参加したレースはシンガポール最大のマラソンイベント、Standard Chartered Marathon Singapore 2013。

フルマラソンだけでなく、ハーフ、10kmのカテゴリーがあり、フルマラソンだけで14,000人が参加したとのことです。

 

というわけで以下、当日の記録

 

<起床~スタート前>

レースのスタートは午前5時だったので、当日は2時半に起床。

朝ごはんとして餅を3つ食べ、(電子レンジで20秒で調理できて、忙しいマラソンの朝にはいいですね)トイレも済ませ、ストレッチを念入りに。

3時50分ごろには家を出て、電車でスタート会場となるオーチャード駅へ向かいます。

ちなみに当日はこのマラソン大会の為電車の臨時運行をしていて、乗客は99パーセントがマラソンの参加者。

早朝の電車が大会公式の青いシャツを着たランナーたちでほぼ満員という、なんだか非日常。

 

オーチャード駅では友人と落ち合い、一緒にスタート地点へと向かう。

シンガポールのメインストリートであり、いつもは早朝でも交通量の多いオーチャード通りはマラソン参加者で埋め尽くされていました。

参加者の熱気とそれを煽るMCや大音量の音楽に否応無しにテンションが上がります。

それにしてもマンダリンオーチャードホテルの目の前がスタートゲートなんだけど、宿泊者にしたら良い迷惑だよなあ。

 

<スタート~10キロ>

そして5時、ついにスタート。人生初マラソンなので、こんなにも沢山の人と一緒に走ることももちろん初めて、とてもエキサイティングでした。

最初の5キロは人が多くて自分のペースでは走れないので、アップのつもりでゆったり走る。一

オーチャードの目抜き通りから、金融街方面へ向かい、そこからマーライオン公園、エスプラネード、シンガポールフライヤー(観覧車)、F1のスターティンググリッドへと続くコースはいつもの姿とはまた違って美しく、景色を楽しみながら楽しく走ることが出来ました。

給水の都度少しずつ水分を取り、8キロ地点ではShotz エナジージェルを補給(初めて食べたけど、ネット等で言われてるほどまずくはなかった。うまくもないけど)。

景色を楽しむ余裕もあって、まだまだ余裕。ペースは1キロ5分30秒~6分位で快適に走れた。

 

<10キロ~20キロ>

コースはイーストコーストへ。

シンガポール北東部の沿岸は公園として整備されていて、走りやすいサイクリング&ランニングロードがひたすら続きます。

早起きで散歩している人たちや、ボランティアの人たちの応援の声がとても力になる。

16キロ地点で2本目のShotzエナジージェル補給。今のところスタミナはばっちり。

ただ、ここら辺からちょっと膝に違和感を感じ始めたので沿道で配っているタイガーバームを膝に擦り込む。ものすごい効きます。

というかタイガーバームのヒリヒリ感で膝の痛みはどうでもよくなる感じ。

3キロおきくらいに水分補給等があって、練習で一人黙々と走るのとは段違いに快適。マラソン大会いいなあと思う。

 

ペースは変わらず1キロ5分30秒~6分位でまだまだ快適。

 

(後半へつづく)